こんにちは、広報部のはるかです。
今回は「起業」をテーマにしました。
私も将来起業することに憧れていますが、きっと起業1年目って、分からないことだらけで不安で一杯だと思うんですよねぇ。
お金の問題もそうですし、全ての責任を自分1人で背負わなければいけない訳ですし。
何かあっても、頼れる上司もいない訳ですよね。
すでに独立・起業した人たちは、そんな起業1年目をどのように乗り越えたのでしょうか?
ということで、「世間体を気にしない雑談から学びを得る」をコンセプトに、毎回特定のテーマについてざっくばらんな雑談を繰り広げる『コンサルの楽屋』。
今回は、「起業1年目の働き方」について、高田社長とトークしました。
「20代のうちに起業して社長になる」
これが、私が就職活動をはじめた大学3年生のときに立てた目標でした。
結果、紆余曲折はあったものの、その目標は29歳で実現しました。
そういう意味では、計画通りに事を運べたわけです。
しかし、いざ起業するとなった時には、実のところ計画外だった(正確には計画していなかった)ことが2つありました。
1つは、すでに結婚していたこと。
もう1つは、すでに子供がいたこと。
つまり、起業する時にはすでに、家庭をもっている身になっていたわけです。
それもあってか、起業に対して強烈に反対したのは意外にも自分の妻でした。
その後、色々と“すったもんだ”はあったものの、「ある約束」をすることで起業にお許しが出たのです。
その約束とは、それまで自分が会社員時代にもらっていた給料額よりも、起業後の給料(役員報酬)が下がらないこと。
それを下回った瞬間、潔くサラリーマンに戻るということでした。
当時の自分としては、なかなかハードルの高いお題だったと思います(苦笑)
で、どうにかこうにか起業することができたわけですが、その後、私は自分で自分に2つのルールを課しました。
1つは、軌道に乗るまで少なくとも1年間は無休で働くということ。
理由はシンプルで、少しでも早く軌道に乗せるためです。
当初からコンサルタントとして起業しましたが、本業であるコンサル業以外にも、請求書の発行や銀行対応、法務局や税務署の対応など何かと雑用が多く、それらは基本的に顧客側が動かない週末に処理してました。
しかし、それ以外にも、とにかく売上げを安定させるまでは「やることなんかいくらでもある」って状態でした。
HPを修正したり、ブログやメルマガを書いたり、SNSを投稿したり、営業資料を作ったりと・・・。
前述の通り、起業した当初から既に妻子持ちだったということもあって、現実的には週末は家族の時間も設けていた(設けざるを得なかった)のですが、丸々1日仕事をしなかった日はありませんでした。
余談ですが、無休で働くというルールを設けていたので、週末に空いた時間を作れた際には外部のセミナーを受けに行くことが多かったのがこの時期です。
その時、自分が抱えていた課題を解消するためのヒントやアイディアを得ようと、とにかく外へ足を運ぶように意識してました。
後に私が出版(商業出版)することができたのは、そのなかで受講したとあるセミナーがきっかけとなって得たご縁からです。
そういう点では、この時の自分の考えは正しかったと今振り返ると思います。
そして2つ目のルール。
それは、平日については最低でも1日14時間働くということです。
こと平日に関して言えば、食事や入浴、睡眠以外の全ての時間を仕事に捧げました。
とにかく1日中仕事に没頭するようにしたかったのです。
1日14時間ルールを自分に課したことには、2つ理由があります。
まず1つは、それぐらいの時間量を投下しないと事業としても、人としても大成できないと考えていたためです。
言葉を選ばずにいえば、「普通の人」で終わると思ってました。
※仕事時間の投下量の重要性については、別の記事で詳しく書いてますので、そちらに譲ることにします。
1日14時間ルールを自分に課したもう1つの理由は、とにかく仕事に没頭しないと不安で仕方がなかったからです。
当社は幸いにも、会社設立して初月から単月黒字でした。
会社員時代に繋がりを持った人たちのなかで、応援してくれる人が沢山いてくれたことが、その大きな要因です。前職を円満に退社したこともプラスに影響していたと思います。
そういう訳で、起業して初月から順当な滑り出しだった訳ですが、心境としては不安で仕方がありませんでした。
具体的にこれが理由、っていう明確な理由のない原因不明の不安感です。
その不安に襲われないためには、文字通り“死ぬほど仕事する”しかありませんでした。
しかし、コンサル業という職業柄、頭を使う機会が多いため、睡眠が不足していると自分の場合はとにかく頭が回らない。
子供の頃から睡眠欲にだけは、とにかく勝てないタイプだったんです。
ということもあり、きちんと睡眠時間は確保できるよう、1日14時間という仕事時間をノルマとして設定したわけです。
※詳しい内容は、ぜひ対談動画をご覧下さい!(はるか)
この記事を書いた人
(『社長の強化書』の広報担当で現役の女子大生。バリバリ働きたいざかり。)