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業績アップの秘訣は「緊急ではない」×「重要」なタスクを大切にすること

業績アップの秘訣は「緊急ではない」×「重要」なタスクを大切にすること

こんにちは、高田です。

 

個人事業主、1人起業家の場合、基本的には自分1人で仕事をしているため、とにかくやらなければならないコトがたくさんある!

 

それゆえに、多忙になるとどうしても『緊急ではないけど、重要な仕事』というのが、二の次になってしまいます。

 

しかし、業績アップのためには、この『緊急ではないけど、重要な仕事』をいかに愚直にこなすかが大切になってくると私自身、とても実感している訳です。

 

今日はそんなお話をしたいと思います。

 

 

 

「緊急ではないけど、重要な仕事」ってどんなもの?

 

 

まず、『緊急ではないけど、重要な仕事』ってどんなものがあるのかを整理したいと思います。

 

私の個人的な考えとしては、「今すぐ取り組まなくても大丈夫(誰にも迷惑はかけない)」、しかし「業績には間違いなくプラスになる」というタスク全般が該当すると考えています。

 

 

例えば、個人事業主や1人起業家の場合でいうと、以下のようなものが挙げられると思います。

 

 

●  ブログの投稿

 

●  Facebook等のSNSへの投稿

 

●  メルマガ原稿の執筆&送付

 

●  ホームーページの見直し

 

●  名刺や見込み客リストの管理・情報整理

 

 

すべてに共通していえるのは、「間違いなく業績UPのためにプラスになる」けれども、「今すぐやらないといけないものではない」という点です。

 

 

 

とはいえ、忙しい時はどうすればいいのか?

 

 

『緊急ではないけど、重要な仕事』が大切であることが分かっていても、本当に忙しくなるとやはりどうしても疎かにしてしまうものです。

かくいう私がそうでしたので、非常によく分かります・・・。

 

そこで、ここでは幾つか私なりに工夫した点をご紹介してみたいと思います。

 

 

本当に自分でやるべきなのかを見直す

 

基本的に、個人事業主や1人起業家の場合は、すべての業務を自分1人でこなす必要があります。

 

と、言いましたが、「本当にそうでしょうか?」

 

と、疑いの目を持ってみることも必要です。

 

 

 

例えば、私の場合、「YouTube用の動画編集」というタスクは、アルバイトに任せることにしました。

 

アルバイトに任せた場合、本来自分で編集すれば85~90点レベルの動画にすることができますが、残念ながらそのレベルを期待することは難しいというデメリットがありました。

 

しかし、「60点取れれば合格とする」という方針に価値観を切り替え、思い切って動画編集作業というタスクを、自分の仕事から無くしました。

 

この決断は、今になって思うと正解だったと感じてます。

 

ちなみに、この“60点主義”に関しては、以前に当ブログで詳しくご紹介しましたので、そちらも是非ご覧下さい。

 

「60点主義」で中小零細企業はグイグイ前に進め!【脱完璧主義のすゝめ】

 

 

 

すべてに「一挙両得」の発想で取り組む

 

 

「一挙両得」とは、1つのことをすることで、2つの利益を収めることを指します。

 

つまり、「一石二鳥」ってやつですね。

 

この発想を、必ず自分が行う仕事のすべてに当てはめます。

 

例えば、「セミナー」を開催するのであれば、必ず撮影して「DVD販売用の動画」もゲットする。

 

「ブログ」を書くのであれば、その原稿を「動画」にも活用する。

 

「メルマガ」を送付するのであれば、その原稿を「SNS」にも活用する。

 

といった具体です。

 

私がコンサルするお客様には、この点はかなり口ずっぱく言わせて頂いてます。

 

 

 

「やらないこと」を決める

 

 

あれもこれもそれも・・・とやっていると、本当の意味で「貧乏暇なし」になります。

 

「やらないことを決める」ことで、一見捨てた分だけ損をするように感じるかもしれませんが、実は得られるリターンの方が大きかったりするものです。

 

 

例えば、私は「参加費が無料」のセミナーに参加することはしません。

 

それは、「無料である限り、得られるリターンは少ない」という判断のもとに、これはやらないとマイルール化しているためです。

 

 

はたまた、「目的の無い飲み会」にも参加しません。

 

私は性格的に、行ったら行ったで楽しんでしまって、そのままズルズルと飲み続けてしまい、結果的に後になって後悔するという、自分の典型パターンを理解しているためです(苦笑)

 

 

 

まずは「時間簿」をつけてみる

 

この記事をきっかけに、ぜひ取り組んで頂きたいのが「時間簿をつける」というものです。

 

やり方は簡単。

 

「自分が何時から何時まで何をやっていたか?」の履歴を残していくだけです。

 

その際は、Googleカレンダーを活用することをお勧めします。

 

 

私の場合、『緊急×重要のタスク』は赤『緊急ではない×重要のタスク』は緑『緊急×重要ではないタスク』は青『緊急でない×重要でないタスク』は黒という4色を使い分けてGoogleカレンダーに履歴を残してます。

 

これにより、あとからGoogleカレンダーを見返せば、自分が何に時間を取られているかがハッキリします。

 

将来の業績を占う、「緑のタスク」がざっくり全体の3割以上を占めていればOKと判断しています。

 

また、あまりにも「青」が多い場合には、一部を誰かに振ることはできないか?、又は、本当にやる必要があるタスクなのか?を見直します。

 

 

ここでのポイントは、「ざっくり履歴を残すこと」です。

 

あまり細かく正確にGoogleカレンダーに残そうとすると、それ自体が重荷になります。

 

あくまで、「自分の時間の使い方の傾向を把握することが目的」と捉えれば、正確に履歴を残すことにたいした意味がないということは理解できるでしょう。

 

 

 

まとめ

 

将来の業績UPに関わる『緊急ではないけど、重要な仕事』

 

そのための時間確保に向けた工夫をご紹介させて頂きました。

 

とにもかくにも、まずはGoogleカレンダーを活用して、「今の時間の使い方」を把握することから是非はじめてみて下さい。

 

 

 

 

この記事を書いた人

高田 晃(Hikaru Takada)

(実は色白。)

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