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経営者の年末年始の過ごし方

経営者の年末年始の過ごし方

 

 

こんにちは、高田です。

 

もう、2017年も残すところ僅かとなりました。

 

突然ですが、今年の初め(又は昨年末)に心に誓った「2017年の目標」は、どれだけ達成できましたか?

 

恐らく、達成の有無はおろか、そもそも何を目標としていたのかも忘れてしまっているのではないでしょうか。

 

残念ながら、人間なんてそんなもんですね。

 

 

さて、これからの年末年始。

 

日頃多忙を極める経営者の場合、1年間のなかでも纏まった時間を確保できる数少ないチャンスだと思います。

 

ということで、今回は年末年始の過ごし方について触れたいと思います。

 

(ここから書くことは、あくまで私個人の考え方です。なにとぞ。)

 

 

 

年末年始は、ライバルと差をつける絶好のチャンス

 

結論から申し上げますが、「年末年始ほど絶好のチャンスはない」と思います。

 

飲食店や小売店等の一部の商売を除けば、ほぼ世間は静まり返る時期です。

 

しかも、そのほとんどの人が、ダラダラと深夜までテレビを見たり、お酒を飲んだり、コタツでごろごろしてたり、旅行に行っていたりするわけです。

 

冷静に考えて、他人と差をつける絶好のチャンスだと思いませんか?

 

例えば、トップアスリートをみると、この年末年始のオフ中に密かに自主トレを行う人がけっこういると聞きます。

 

最たる例が、サッカーの三浦知良選手です。

毎年、三が日はグアムで自主トレ合宿をするという話は、今となっては有名ですね。

 

 

 

では、経営者は何をするべきか?

 

それでは、経営者は年末年始に何をすればいいのか?

 

それは、ひと言でいうと「緊急ではないけど、重要な仕事」にあると思います。

具体例としては、以下のようなものが挙げられます。

 

 

● 今後の中長期計画など、経営計画の策定

● 人材採用のための戦略・戦術の策定

● ライバルの動向調査

● 特定分野についての研究や勉強 等々・・・

 

※同じ中小零細企業でも、会社の規模感によって経営者の役割が変わってくるのであくまで一例です。

 

上記はあくまで一例ですが、これらのような仕事は、緊急性が高くないゆえに、どーしても後回しにしてしまいます。

 

したがって、世間が寝静まる年末年始こそ、これら「緊急ではないけど、重要な仕事」に打ち込む絶好のチャンスという訳です。

 

そして、特に私が中小零細企業の経営者にお勧めしたい年末年始のタスク。

 

それは、「プランニング」です。

 

 

 

来年の戦略は、定まってますか?

 

年末年始に是非取り組んで頂きたいプランニングとは、「将来の構想」や、それを踏まえた「来年(新年度)の行動計画」を指しています。

 

大げさに表現すれば、「経営計画書」と呼んでもいいでしょう。

 

 

(1)3~5年後の自社はどう在りたいのか?

(2)そのための課題は何か?

(3)では、来年(新年度)は何に注力していくのか?

 

 

シンプルに、この3つの質問に対する回答を整理すると捉えて頂いてよいでしょう。

 

少し想像してみて頂きたいのですが、上記のようなことが定まった状態で新年を迎えるのと、何も決まっていない状態で迎えるのとでは、スタートダッシュからして違いが出てしまうと思いませんか?

 

後者では、その場しのぎ的な経営にならざるを得ないでしょう。

 

これは、何も会社としてだけでなく、個人(プライベート)でも同じです。

 

個人として何かの目標を成し遂げたりと、「自己実現」を図りたいのであれば、それを実現するための「企て」という名の戦略が必要となるわけです。

 

ちなみに、私は全国での講演やセミナー・コンサルティングを通じて、2千名を超える中小企業経営者と接してきていますが、経営計画書と呼べるようなものがきちんと作られている会社は、1割にも満たないのが実態です。

 

フリーランスで働いているような個人事業主の方であれば、個人としての活動計画が、そのままイコールで経営計画となります。これもまた、きちんと策定している人は、ごくごく少数派でしょう。

 

 

 

まずは、この2017年を振り返ることから

 

プランニングというと、ちょっと大げさに聞こえますが、まずやるべきは今年の振り返りだと思います。

 

1年前にタイムスリップしてみて、「再度2017年を1日1日からやり直せるとしたら、どうするか?」という視点で反省点を洗い出します。

 

ちなみに、私は「2017年の目標」を仕事とプライベートで合わせて13項目かかげましたが、達成できたのはわずか5個。達成率としては、4割以下です・・・。

 

その定量的な側面だけを見れば惨敗な1年だったといえます。

 

しかし、大切なことは達成有無なんかよりも、「常にその目標を意識して取り組み続けてきたこと」それ自体にあると思っています。

 

なぜならば、大半の人が目標なんて忘れてしまっているからです。

 

ご参考までに私ごとで言えば、業績は良い意味で「普通」に順調。

1年前にイメージしていた通りに、採用も順当に進めることができメンバーも増員。

「毎年、立て続けは無理だろ!」と周りからは言われていましたけど、2年連続で出版(商業出版)も実現しました。

 

先に触れた通り、目標達成率は4割以下ですが、総評としては「よくできました」という1年であったと自己評価しています。

 

また一方で、反省点や課題も浮き彫りになっているので、仕事(会社経営)でもプライベート(個人)でも、2018年はどうしていかなければいけないかが、すでに明確にイメージできています。

 

(※但し、まだ具体的な計画までは落とし込めていないので、まさに年末年始でじっくり策略を練るとこです)

 

 

 

ということで、世間が寝静まる年末年始は、ライバルに差をつける絶好のチャンスです。

 

特に、中小零細企業の経営者は「1人作戦会議」に年末年始を充てて、スタートダッシュを切れるように取り組みましょう。

 

この記事を書いた人

高田 晃(Hikaru Takada)

(実は色白。)

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