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【Web初心者必見!】SNS・ブログ・YouTubeなど…、ネット集客は何から手を付けるべきか?

【Web初心者必見!】SNS・ブログ・YouTubeなど…、ネット集客は何から手を付けるべきか?

 

 

こんにちは、高田です。

 

私は、かれこれ10年以上Webマーケティングに携わってきてますが、セミナーやコンサルティングの現場で最も多いご相談がこの

 

「色々とあり過ぎて、いったい何から手を付けるべきかが分からない」

 

というものです。

 

たしかに、取り組む方法(やり方)は当然のこと、“順序”を誤ってしまうと、後になって「実は無駄な努力だった」なんてことになりかねません。

 

ということで、Web初心者の方が、これからネット集客を始めるにあたって何から手を付けるべきかについて解説したいと思います。

 

 

 

ネット集客はストック型施策から始めるべし!

 

まず結論をお伝えすると、基本原則としては「ストック型施策から着手するべき」というのが私の考え方です。

 

※業種・業界やビジネスの状況によってケースバイケースであることが前提ですが、あくまで「基本原則」です

 

その理由を説明する前に、まずは「ストック型施策とは何なのか?」について触れたいと思います。

 

 

 

ストック型施策とフロー型施策

 

ネット集客では、Facebookやインスタグラム等のSNSに加え、ホームページやブログ、YouTubeやメルマガなど、とにかく様々な集客施策が存在します。

 

しかし、大きく分けると「ストック型施策」「フロー型施策」の2つに大別することができます。

 

まず、ストック型施策とは、ひと言でいうと蓄積されることによって価値を発揮する取り組みを指します。

 

具体的には、ブログやYouTubeがその代表格として挙げられます。

 

 

例えば、ブログ。

 

毎回投稿するブログ記事は、積み上げ式にストックされていき、過去に書いた記事が消えて無くなってしまうことはありません。

 

コツコツと投稿した記事は、GoogleやYahoo!等の検索エンジン上で、様々なキーワードで検索した際にヒットする対象として残っていくことになるため、やがてそこから見込み客を集客する導線として貢献し始めてくれます。

 

ネット集客はストック型施策から

 

 

一方、フロー型施策とは、時間の経過とともに価値が薄れていってしまう、いわば一過性の取り組みを指します。

 

リスティング広告等の広告掲載や、ニュースサイト等へのプレスリリースなどが具体例として挙げられます。

 

短期的に爆発的なアクセスを集めやすい、情報が旬なため拡散されやすいといったメリットがある一方で、時間の経過とともに埋もれていき、結果的に価値が薄れてしまうというデメリットがあります。

 

 

 

Facebookを中心としたSNS活用の意外な盲点

 

「ストック型施策」と「フロー型施策」の違いを理解して頂いたところで、次に触れたいのが、Facebookやインスタグラムを中心としたSNS施策の盲点についてです。

 

何が盲点なのかと言えば、これらはストック型にみえて、実はフロー型寄りの施策であるという点です。

 

例えば、Facebook。

 

自社や自店舗のFacebookページへ投稿するコンテンツは、Facebookページ内にストックされ続けることにはなりますが、Facebookという媒体の特性上、ユーザーは過去にまでさかのぼってそれらのコンテンツを閲覧するケースは稀だったりします。

 

しかも、ブログやYouTubeとは異なり、基本的には投稿したコンテンツは、検索エンジン上には残りません。

 

つまり、Facebookを活用した集客施策は、どちらかと言えば性質的にフロー型施策の部類に該当することになるわけです。

 

 

 

「まずは、ストック型施策」の理由

 

ここまでのお話を踏まえて、私が「ネット集客を始めるなら、まずはストック型施策から」と結論付けた理由を最後に解説します。

 

簡潔に説明すると、フロー型施策では一時的な恩恵しか受けることができなく、ストック型施策であれば積み上げ式に施策(コンテンツ)自体を「資産」として残していけるから、というのがストック型施策を推奨する理由です。

 

しかも、ストック型施策は集客コンテンツとして「資産形成できる」というメリットがある一方で、「効果を得るまでに時間を要する」というデメリットが存在するため、早く着手するに越したことがないのです。

 

 

 

まとめ

 

これからネット集客に力を入れていきたい。

でも、色々とあり過ぎて何から着手すればいいか分からない。

 

そんなときは、当記事を参考に「まずはストック型施策から着手する」ようにして下さい。

 

なかでも、ブログとYouTube施策が、業種業態に左右されないため私個人としてはお勧めです。

 

 

この記事を書いた人

高田 晃(Hikaru Takada)

(実は色白。)

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