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「60点主義」で中小零細企業はグイグイ前に進め!【脱完璧主義のすゝめ】

「60点主義」で中小零細企業はグイグイ前に進め!【脱完璧主義のすゝめ】

 

 

こんにちは、高田です。

 

「何事も納得いくまで完璧にこなさなければ気が済まない」

 

これは、かつてまでの私の特徴でした。

 

よく言えば、妥協が無い。悪く言えば、スピード感が無い

 

となりますが、こと小さな会社にとっては、この「スピードの遅さ」が致命傷になり得るということを身に染みて実感して以来、完璧主義は一切捨てました。

 

 

今となっては「60点主義」を貫き、「とりあえず平均点を超えたらOK!」というスタイルに様変わりしました。

 

私のお客様にも、そのように推奨しています。

 

では、60点主義ってどんなものなのか?

 

どんなメリットがあるのか?

 

少し詳しく解説してみたいと思います。

 

 

 

完璧を目指しても、完璧になることはない

 

まず、「完璧主義を捨てる」ことをお勧めする理由は、完璧を目指したところで、完璧になることはないからです。

 

完璧主義を捨てるどころか、合格点を80点から60点まで思いっきり下げちゃいましょう。というのが、私の提案です。

 

80点を3本出して3勝するなら、60点を10本出して6勝した方がいいよね。っていう考え方です。

 

0点から60点まで進める労力と、60点から80点、さらには100点へと近づけようとする労力とでは比べ物にならない程に後者の方が大変です。

 

つまり、60点を超えたあたりから、労力対効果が一気に下がるイメージです。

 

これ、感覚で書いてますが、何となく分かりますよね?

 

 

 

Ready、Fire、Aim!

 

マーケティングの世界では、「Ready、Fire、Aim!(レディー、ファイヤー、エイム)」っていう格言めいたものがあります。

 

訳すと、「構え、打て、狙え」です。

 

 

んっ?

 

 

って感じた方は、正常なリアクションだと思います。

 

普通は「構え、狙え、打て」ですからね。

 

でも、「構え、打て、狙え」なんです。

 

つまり、狙いを定めるのに何時までもモタツクぐらいなら、まずは打っちまえと。そういうことです。

 

 

例えば、ブログ。

 

初めからしっかりした文章なんて、誰も書けません。

 

ましてや、読み手の心理や検索エンジンの動向を踏まえたりしながら書こうとしたら、いつまで経っても1本の記事を完成させて投稿することができません。

 

であるならば、60%の完成度でOKなので、バンバン投稿していきましょう、と。

 

その方が、はるかに前進しますし、その分早く成果を出しやすいです。

 

なので、ことブログ運営に関していえば、私の場合、最低限の書き方のルールをレクチャーして、あとは60%の完成度でバンバン投稿して下さいとお客様に推奨しています。

 

 

YouTubeを活用した動画施策もそうです。

 

「とりあえず、まずは細かいことを気にせずに動画を撮ってみて下さい」と。

 

 

 

高速でPDCAサイクルを回す

 

「つべこべ言わずに、とっととやれ!」

 

というのが、60点主義な訳ですが、本質はPDCAサイクルを高速で回すことにあると考えています。

 

PDCAサイクルとは、「Plan(計画)→Do(実行)→Check(検証)→Act(改善)」の流れを回すことを指します。

 

私もそうでしたが、大抵の場合は「やりっ放し」

 

しかし、本当に大切なのは、検証して改善する(次の手を打つ)ことですよね。

 

でもなぜ「やりっ放し」になってしまうかと言えば、恐らく「Plan(計画)」に時間をかけ過ぎだから。

 

であるならば、「60%イケる!」と勝算をつかんだところで、もう走ってしまいましょうという身軽な考え方な訳です。

 

 

そもそも、「フットワークの軽さ」が、大企業にはできない、我われ中小零細企業ならではの強みですよね?

 

 

 

まとめ

 

完璧主義を捨てて、「60点主義」を貫くことでフットワークを軽くする。

 

そして、高速でPDCAサイクルを回していくことで、より早く、より確実に成果を出しにいくというのが今回のテーマでした。

 

 

本当は、このブログ記事も、もっとちゃんと書きたかったんですよねw

 

この記事を書いた人

高田 晃(Hikaru Takada)

(実は色白。)

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