
こんにちは、高田です。
今回は、読書術についてお話ししようと思いますが、
「課題図書8冊を、いかに3週間で読破するか?」
これが今回のテーマです。
上記の写真画像は、まさにその課題図書(の一部)です。
目次
最近、あることを深掘りして学ぶために、とある高額のビジネススクールに通うことにしました。(受講費、けっこうしましたよ。トホホ・・・)
なぜわざわざ、そんな高い講座を受講しに行くのか?
私は、曲がりなりにもコンサル業をやってますので、何かを習得しようと思ったら、自分で試行錯誤するよりも、その道の一流から学ぶのが最大の時短だと理解しているためです。
で、その講座を受講するにあたって、いくつか「事前課題」を課せられたのですが、そのなかの1つに「課題図書を読んでくること」というものがありました。
その課題図書というのが、合計8冊。
期限は3週間しかありませんでしたので、思わず
「ぎょえっ!」
って言ってしまったのですが、二の足を踏んでいる暇はないということで、即amazonで課題図書を注文!
(ここまでの行動の早さは、自分で自分を褒めたいと思いますw)
たった3週間で、なかなかイカツイ感じのビジネス書を8冊読破しなければならない。
事前課題が「読書のみ」であったならば余裕なのですが、残念ながら他にも手を付ける気になれない(気がする)課題がいくつもありました。
しかも、その間は本業である会社経営、コンサルティング、セミナー・講演、執筆と通常業務も並行しているわけです。
さらには、自宅に帰ると、3人の娘・息子達が「ギャーギャー」騒いでいます。
ゆっくり自宅で読書・・・。なんて、まずできません。
このような状況下では、フツーに「1冊目から、じっくり読んでいく」みたいな対応をしていたら到底間に合わない訳です。
そこで、どうやって読書を進めていくかの戦略を立てる必要があります。
「戦略」とは、言い換えれば「優先順位付け」。
私が立てた課題図書読了のための読書戦略は、シンプルに以下3点でした。
● 1冊1冊をじっくり読むことよりも、全ての課題図書を読み終えることを優先する(最後の2冊は、けっきょく読めなかった・・・みたいなことは無しにする)
● モチベーションを保つために、「読みやすそうな本」からやっつける
● 目安は、1週間で2.5冊のペース。“やっつけ易い本”から取り掛かるため、前半2週間については週3冊を目標ペースとする
さて、前述のような方針ともいえる読書計画を立てるには、2つの前提があると思っています。
その前提の1つ目は、あくまで「読むこと」自体は目的ではなく、そこから得たことを行動に反映して(自分のビジネスに活かして)成果を出すことが、読書をこなす本質だという点です。
もちろん、「本の物語を楽しむことが目的」という方もいらっしゃるかと思いますが、我われのようなビジネスパーソン、特に経営者であればそうはならないハズ。
あくまで、読書も投資です。
そして、前提の2つ目は、どんなにきっちり読んでも「1回読んだ程度で血肉になることはない」という点です。
であるならば、一語一句、最初のページから丁寧に読み進めることよりも、「ビジネスに活かせるかどうか?」の視点で学びを拾っていくような感覚で、まずはざっくり読み進めるべきです。どうせ2回読むので。
で、2回目は、自分のアンテナに引っ掛かった箇所を、より重点的に読み込んでいけば良いと思います。
今回は「約3週間でビジネス書8冊」という、ちょっと重たい課題に対して、私がどのような視点で対応するかをご紹介することによって、私なりの読書術をご紹介しました。
「忙しくて、なかなか本を読めない!」
という方は、ぜひご参考下さい。
私の課題図書は、お陰様でどうにか間に合いそうです。
この記事を書いた人
(実は色白。)