こんにちは、高田です。
今回は毎日「閑古鳥が鳴く」ような状態だった、小さな飲食店の成功事例をご紹介します。
事例から、自身に活かせそうなエッセンスを上手に取り入れてみて下さい。
東京は、青山にある小さな居酒屋。
青山ならではの洒落た店内と、料理が自慢。
但し、ネックな点が1つだけあります。それは、めっちゃ不便な場所にあるという立地条件。
それもあって、開業当初の客足は、良い日でポツポツ程度。
ところが、あるコトに取り組み始めて、そこから一気に繁盛店への道が開けたのです。
ある時、店主は1人のお客からこう言われました。
「料理は絶品だから、情報発信した方がいい」
まぁ、一理あるなということで、見よう見真似にFacebookとTwitterでコツコツと毎日投稿を開始。
とにかく、毎日やりました。
次第に、バイトスタッフも含めたメンバー全員が、SNSで情報発信することにハマっていきました。
すると徐々に、お店のファンが生れた。
そして、SNSを通じて、とある雑誌から取材依頼が。
一度雑誌に載ったら、また別の雑誌から取材依頼が・・・。
これを何度か繰り返すと、今度は某テレビ番組からの取材が入り、そこで一気にブレイクしました。
SNSでの情報発信を始めてから約1年。
今となっては知る人ぞ知る繁盛店になったのです。
ここまで読み進めると、よくある典型的な成功パターンのようで、どこか面白味がありませんが、これは実話です。
この典型パターンともいうべき成功事例からは2つのことを学べます。
まず1つは、対外的に情報発信することの大切さ。
自ら発信者にならない限り、自身の存在に気付いてくれる人はなかなかいません。
そして2つ目は、継続することの大切さです。
概ね、この類の取り組みは即効性がないためか、大半の方が途中でやめます。
しかし、このお店の場合は、半ばお遊び気分で情報発信することをどこか楽しみはじめました。
これがきっと、継続に繋がったと私は解釈しています。
繰り返しになりますが、この事例からの学びは2つです。
道を開くためには、まずは情報発信を始めること。
そして、コツコツと継続すること。
そんな販売促進の基本中の基本を教えてくれたように思います。
この記事を書いた人
(実は色白。)