こんにちは、高田です。
従業員20人未満の小さな会社や、1人起業の個人事業者の場合、ビジネスの成果はほぼコレで決まる。
ということで、前回は「ポジショニング」の重要性について解説させて頂きました。
まだ観てないという方は、ぜひコチラから↓
そして今回は、小さな会社や1人起業家におけるポジショニングの成功事例をいくつかご紹介したいと思います。
「福岡にスゴい税理士がいる」と聞いたのが、事の始まり。
どうやら、その全貌を打ち明けるセミナーがあるとのことで、参加。
ド肝を抜かれました。
個人事業の美容業・飲食業に完全特化した税務サービスを展開。
● 事務所から移動時間30分以内
● 新規開業~開業直後の
● 美容室と飲食店のみ
上記3点にフォーカスした独自のポジショニングで、、、
● 自分+2名の正職員+2名のパートで年商5000万越え
● 社員1人あたり売上高(生産性)は業界水準の1.5倍
● 近隣(商圏エリア内)では敵なし
という状態を築き上げました。
税理士業務は、差別化が難しい代表例。
しかし、独自のポジショニングをとることで、唯一無二の存在になった好事例です。
福岡は博多に、地元最強とも呼べる不動産屋さんがあります。
いわゆる、街中にある小さな不動産屋ですが、ポジションを絞りに絞って業績をグンッと伸ばした好事例企業です。
弱者の戦略「ランチェスター戦略」を熱心に勉強されている方であれば、知らない人はいないと言って良い程、今となっては有名な企業。
ちなみに、ランチェスター戦略の詳細はこちらの記事で解説しております↓
この不動産屋さんのポジショニングは、「店舗物件系」の「中洲」の不動産屋。
取扱い商品は、スナックやキャバクラ等の店舗テナント物件。
商圏は、博多の中洲。
自社オフィスの半径500メートルです。
奥さんと2人で必死に働いてもサラリーマン時代の収入以下だった売上は、ポジションを明確にしてから、なんと24倍!
経常利益率27%以上で、従業員も20名以上抱える優良企業へと変貌しました。
肝は、「中洲でお店出すなら、あの不動産屋に行かないとダメだよね」という独自の地位を築き上げたことです。
ちなみに私は、博多に出張すると、必ず会いに行く程、この会社の社長のことが大ファン。
「絞らないと、選ばれない」
と、動画で熱く語っていらっしゃいます↓
ビジネスを抜本的に良くするためには、インパクトの大きいところからメスを入れるのが鉄則。
ということで、前回に続きポジショニングについて解説させて頂きました。
これまでの解説のような理由から、弊社のコンサルティングでは、「ネット集客云々・・・」よりも、この「ポジショニング決め」から着手します。
今期からスタートした講座『ペライチ大学』においても同様。
講座カリキュラムは、ポジショニング設定からスタートするのです。
それでは、また!
この記事を書いた人
(実は色白。)