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なぜ、中小企業のネット販促・Web集客支援に拘るのかを社長に聞いてみた

なぜ、中小企業のネット販促・Web集客支援に拘るのかを社長に聞いてみた

 

こんにちは。広報部のはるかです!

 

弊社代表の高田晃が、自身2冊目(海外翻訳を入れると3冊目)となる著書『ネット集客のやさしい教科書。(MDNコーポレーション)』を出版しました。

 

中小零細企業・個人事業主に専門特化したネット販促やWeb集客コンサルティングを手掛ける高田社長。

企業規模の大小を問わず高いニーズのあるWeb集客分野で、なぜ中小・零細企業のサポートに拘るのか?
今回は、その想いや考え、小さな会社がネット活用することによる企業メリットなどについて探ってみました。

 

なぜ、大手ネット広告代理店を辞めて起業したのか?

 

はるか:二人でババ抜きってすぐジョーカー持ってる人わかるけど、まぁいっか(笑)ジョーカー持ってるの私だし。

 

はるか:「今日は色々とお話を伺いたいのですが、そもそも高田社長ってなんでそんなに肌が黒いんですか?」

 

高田:「やっぱそこ突っ込む?(苦笑)。17歳の時にサーフィンを始めて、かれこれ十数年冬でもずっと続けてるんだよね。毎年、大会にも出場するほどけっこうガチでやってんだよ。」

 

高田:「でも、セミナーとかで人前に立つ仕事をしているので、日焼けしすぎないように気を付けているんだけどね。だから、日焼け止めには詳しいし。」

 

はるか:「なるほど、サーフィン焼けなんですね~。(気を付けてるって言うわりには黒いな・・・。それにしてもなかなかジョーカーを引かない)」

 

今回の取材相手はこの方

※インタビュー数日前の高田社長。日焼けに気を付けているらしいが、説得力に欠ける。

 

 

はるか:「ちなみに、高田社長って、会社勤めしてたんですか??」

 

高田:「もちろんしてたよ。わりと大手のネット広告代理店で約7年働いてた。もともと、学生の頃から起業しようと思ってたんだけど、なぜ起業かというと・・・、目一杯サーフィンやりたかったから!(笑)」

 

はるか:「わりと単純な動機なんですね・・・」

 

高田:「っていうのもあるけど、趣味を楽しみつつ、仕事も目一杯しつつ、家庭も大事にしつつ・・・、という自分の私生活を自分のしたいようにコントロールできる生活像に憧れて、それをできる限り早く実現したいと思ったのが本当の動機。」

 

高田:「そのためには、雇われる側だと難しいなって感じて起業しようと考えたんだよね。でも、学生時代は、ぜんぜん学校に行かなかったな。海に行くためのガソリン代を稼ぐために、毎日バイト三昧って感じ。」

 

はるか:「なるほど。でも、起業ってひと言でいっても簡単ではないですよね。私なら無理だな。(手持ちカードなかなか減らないな・・・)」

 

 

高田:「だから修行ってことで、まずは就職しようと考えた。そして、早々に実力をつけて、かつ将来起業するためのネタ探しをするつもりで企業に就職したんだよね。少しでも早く成長したかったから、ベンチャー企業への就職を選択した。なるべく早い時期から自分を戦力として使ってもらうためにね。」

 

高田:「偏見だけど、大企業ではそれは難しいと思った。長期間研修やって、20代のうちは下積み的な仕事で・・・と、自分にはそんな時間はないと思ってたんだよね。今になって思うと、だいぶ浅はかな考えだったけど(苦笑)」

 

はるか:「やる気の塊だったんですね。(あ、ジョーカー持ってったw)」

 

 

 

 

なぜ中小零細企業に専門特化しているのか?

 

はるか:「いま現在は、中小零細企業や個人事業主に専門特化してネット集客支援業をされてますけど、なんで小さな会社に拘っているんですか?」

 

高田:「いいこと聞くね。理由は3つあるんだけど・・・。まず1つ目は、小さな会社に充分なサポートをできてる同業者が少ないこと。中小企業専門ってうたっている企業はあるけど、そもそも中小企業っていう定義が広すぎるんだよね。従業員が10人でも100人でも、定義的にはどっちも中小企業。でも、10人の会社と100人の会社では経営資源が全然違ってくるんじゃん。だから、当然Webマーケティングもやり方とか変わってくるわけ。」

 

高田:「『うちは中小企業専門でやってます』っていう会社は大体、中小企業の中でも規模の大きい会社を中心にサポートしているから、10人20人、それこそ数人の会社に本気でサポートできている会社ってあんまりないんだよ。」

 

はるか:「なるほど・・・。」

 

高田:「2つ目は、『小さな会社なりの戦い方』を広めたいということかな。自分自身が起業してWebマーケティングに当然取り組んだ訳なんだけど、なぜか上手く成果を出せない。こりゃおかしいと。」

 

高田:「当時はすごく悩んだけど、今になって思うと答えは簡単で、企業規模の大きな会社と真逆にある小さな会社とでは、根本的に戦い方が異なるってことだった。つまり、今まで自分がネット広告代理店時代に培ったノウハウや方法論は、基本的に大きな会社向け。あと、本とか雑誌で紹介されているWebマーケティングの話も同様。紹介されている事例をみると分かるけど、だいたい有名な会社でしょ。」

 

高田:「それを小さい会社が真似ても、全然ダメだって自分の会社で実践してみて初めて気付いたわけ。そこから『小さな会社なりの戦い方』を徹底的に研究して、そして、自分の会社で実際に試していくことによって、徐々に再現性のある方法論として確立されていった。そして、今度はそれを全国の小さな会社にも広めようと。これが中小零細企業に拘っている理由の2つ目。」

 

はるか:「なるほど、なるほど・・・」

 

高田:「そして3つ目は、自分が実際にゼロから起業してみて経営者、特に社長のリアルな気持ちがよく分かったことかな。小さい会社の社長は人生を懸けて、毎日懸命に仕事をしているわけ。そりゃ純粋に力になりたいと思うよね。」

 

高田:「いつしか自分の中で、『名もない小さな会社が顧客や求職者、世間から注目を浴びる時代を創ること』がミッションになった。企業の99%は中小零細企業であるにも関わらず、いつだって脚光を浴びるのは大企業でしょ? その逆の状態を創り上げたいと。」

 

高田:「具体的には、優秀な人材であるほど、大企業ではなく小さな会社へ就職する道を選ぶ。または、『情熱大陸』や『ワールドビジネスサテライト』などのテレビ番組では、大企業や有名企業ではなく、名もない小さな会社が取り上げられる。そんな時代にしたいなと。」

 

 

中小零細企業がネット集客に取り組むことのメリットとは?

はるか:「中小零細企業のすべてがWebマーケティングに取り組んでいる訳ではないと思うんですけど、ネット活用のメリットってどんな点にありますか?」

 

高田:「ネットを販促や集客に活用することのメリットは2つある。まず1つはマーケティングコストを安く抑えられるってこと。見込み客を集客したり、会社を認知してもらおうって考えたりすると、チラシや新聞広告、テレビCMなどの手段に頼ることになっていたけど、そこには莫大な投資が必要となってしまっていたのが従来の販促活動。」

 

高田:「でも、ネットならば、その投資額を大幅に下げることができる。例えば、うちが必ずと言っていいほどに推奨しているYouTube動画の活用は、一切お金をかけることなく販促することができるんだよ。」

 

はるか:「なるほど、資金的にゆとりのない中小零細企業にとっては、たしかに大きなメリットですね。」

 

 

高田:「そしてもう1つのメリットは、インターネット上に優秀な営業マンをもてること。一度Webマーケティングの仕組みが機能してしまえば、ネットから見込み客がほぼ自動的に集まってくることになる。もちろん、その状態になるまでの仕組み作りが大変だし、その後も多少の運営は必要になるけどね。」

 

高田:「その仕組み作りのイメージとしては、営業候補で採用した新人君が、最初は丹念に教育を施さなければいけないけど、徐々に経験を積んでいき、やがて1人でも売上げをあげていけるようになる独り立ちのプロセスと同じ。そうすると、インターネット上に24時間365日働いてくれる優秀な営業マンを持つことになるんだよ。」

 

はるか:「確かにインターネットって、今となっては生活に無くてはならない存在で誰しもが使っている訳だから、それを活用しない手はないですよね。(あ、またジョーカー持ってきちゃった・・・)」

 

 

ラグランジュポイントの“4つの強み”

 

はるか:「高田社長のセミナーを聞いてると、『中小零細企業は、自社の強みを明確にすることが重要だ!』っていう話がわりと頻繁に出てくるように思うんですけど、ラグランジュポイントの強みって何ですか?」

 

高田:「けっこう突っ込んでくるね・・・。強みは4つあるよ。まず1つ目は、経営メンバーは自分を含めて全員が業界歴10年以上のキャリアを持っていること。インターネットの業界って結構若い人が多いから、10年選手って案外少ないんだよね。そのキャリアの中で培った経験は何だかんだ強みの1つだと思ってる。」

 

高田:「そして2つ目は、中小零細企業・個人事業主に完全特化していること。さっきも話した通り、『小さな会社には小さな会社なりの戦い方』が存在する。そして、その小さい会社なりの戦い方を自ら自分の会社で実践してきているから、そこは自信をもっている。(早くカード引いて・・・)」

 

はるか:「ふんふん・・・」

 

 

 

高田:「3つ目は、信用。例えば、うちはセミナーの講師役として登壇のご依頼を頂くことが多いんだけど、中小零細企業向けのWebマーケティング領域では国内でナンバー1の登壇数を誇るんだよね。どれぐらいかというと、多い年だと年間100本、少ない年でも50~60本ぐらい登壇させて頂いている。しかも、その依頼主の大半は地方自治体や銀行など公的な団体・企業から。それは、信用して頂いている証だと思う。」

 

高田:「それに、手前味噌だけど自分は海外を含めて3冊の書籍を出版していて、先月は役員の山野も処女作を出版した。これも1つの信用の証だよね。」

 

はるか:「たしかに、本を出版するって、なかなかできることではないですよね・・・」

 

高田:「でしょ!? そして最後の4つ目は、会社のメンバー全員“人”が善い(笑)。 コンサルティング業って、何が商品かっていうと本質的には“人”なんだよね。って、いつも社内では言ってる。だからこそ、“人間味”っていうのを大切にしていて、これは中小零細企業ならではの戦い方の1つだと思ってるんだ。」

 

高田:「分かりやすく具体例を挙げると、オフィスへの来客がある際には、ウェルカムボードっていうのを入口に掛けたりするんだよ。これは『わざわざご足労頂き、ありがとうございます。』っていう感謝の気持ちと、おもてなしの気持ちを表す1つの施策。なかには、感激して写真を撮る人もいるぐらい(笑)。」

 

はるか:「へぇー、ウェルカムボード!」

 

高田:「あとは、名刺交換した方には直筆の御礼ハガキを送ってるんだよね。今どきそんなことする人いないでしょ? ネット業界の会社ならなおさら。だからこれは強烈な差別化になるんだよ。それもあってか、逆にうち宛にも御礼ハガキがたくさん来たりする。これ、年賀状じゃないからね。」

 

 

 

はるか:「本当にたくさんある! ほとんどが手書きで凄すぎる・・・(ババ抜き中断)。そういえば、2冊目の著書を出版されて間もないですよね? パンダが表紙の本!」

 

 

高田:「そうだよ。もうネット集客に関して本を書くことはないと思う。それぐらい新刊ではネタを出し切った(笑)。」

 

高田:「今回の本はオールカラーで、図やイラストが多い実務書。1冊目の本は理論を解説するような本だったけど、いざ実践というときには、今回のような本が必要になると思う。それが執筆のコンセプトだった。まだ読んでないという方は、ぜひ読んでほしいな! 一応、発売初日にamazonランキングで1位獲ったんだよ。*」

 

*amazonランキング「Web構築・管理」部門

 

 

 

はるか:「私もその新刊、読みました! 学生の私でも理解できるほど分かりやすかったです! ちなみに、私の手持ちカードあと1枚だから、高田さんの負けですね!」

 

高田:「ていうか、2人でババ抜きって、あんま面白くないよね?・・・」

 

 

 

この記事を書いた人

はるかε=┌( ・д・)┘

(『社長の強化書』の広報担当で現役の女子大生。バリバリ働きたいざかり。)

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