こんにちは、高田です。
今回は、小さな会社にとっての「ブランディング」についてです。
ブランディングと聞くと、膨大な広告費を投下して認知度を高めるような、大企業が取り組むものと感じてしまうと思います。
ましてや、中小零細企業の場合、資金力にゆとりがないため、「ブランディングに取り組みたくても無理!」と、どこかで端から諦めてはないでしょうか?
しかし、我々のような中小零細企業であっても簡単に取り組めるブランディング施策はあります。
これは、フリーランスとして働く1人起業家のような個人の方でも当てはまります。
まず初めに、「ブランディング」という言葉について定義しておきたいと思います。
なぜならば、人によって解釈がバラツキやすい、とても曖昧な単語だからです。
ここでは、ブランディングについて専門家ぶって根掘り葉掘り解説するつもりはないため、分かりやすさを優先してシンプルに話を進めることにします。
そこでここでは、ブランディングとは「印象付け」である
と定義します。
つまり、はたから見て、どのように写りたいのか?
ということだと捉えて頂くと分かりやすいでしょう。
まずは、何がブランディングに影響を及ぼすかを整理します。
結論としては、現在のすべての顧客接点です。
たとえば、電話・メール・FAX・ホームページ・オフィス受付・オフィス来客スペースなどが挙げられます。
細かな点まで挙げるとキリが無いので、お客様や外部の方(取り引き前の見込み客など)と、触れる機会の多いものを優先的に洗い出しましょう。
私のようにセミナーや講演で登壇することがある方の場合は、大勢の目に触れることになるため、「セミナー登壇」の優先度は当然高くなります。
次は、ステップ1で洗い出した項目それぞれで、あるべき姿を考えます。
とくに、同業者とも比べてみると差別化にも繋がるでしょう。
具体例を以下の表に纏めてみました。
最後は、ステップ2で検討した「あるべき姿」を実現するための、行動ルールを設けます。
そして、あとはその行動ルールを守って日々活動するのみです。
1つ1つをみると、どれも普通というか、当たり前のことに見えるかもしれません。
しかし、残念ながら中小零細企業の場合、当たり前のことを当たり前にできていないケースが意外なほど多いのが実態です。
つまり、当たり前のことを当たり前にやるだけでも会社として、見え方はプラスになるということです。
どれもすぐに実践できることです。
この記事を機に、ぜひ自社(自身)の顧客接点を見直してみて下さい。
この記事を書いた人
(実は色白。)